ホイスコーレ札幌 第11期 第8回
2013年 10月 24日
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第8回講義 村井裕一先生 「風力発電~爆発的普及にみる光と影」
第11期「ホイスコーレ札幌」第8回の講義は、北海道大学教授の村井裕一先生による「風力発電~爆発的普及にみる光と影」でした。前半の講義は“風車学”といえるもので、世界の風力発電の動向、日本の自然エネルギー対策、自然エネルギーの中の風力発電、風力の爆発的普及、風車の種類と性能、その力学、風力エネルギーの埋蔵量などが中心の“光”の部分の話しでした。後半の講義は、“影”の部分である風車利用の問題点を整理されました。風車の故障、台風の問題、風車の騒音による体調不良、野鳥の衝突死、落雷、景観の問題、送電の問題、航行の問題、漁業への影響、さらには風力発電所の実現に必要な条件、など克服すべき多くの問題点があることを指摘されました。最後に、講義のおさらいとして、風力発電の先進国はどこであるか?風力発電は10年でどれだけ増加したか?風力発電の理論的な最大効率は何%か?風力発電の電力は風速の何乗に比例?の問いかけがありました。
講義終了後、参加受講生による阿寒研修旅行の報告がありました。
阿寒湖研修旅行報告
by gyntgynt | 2013-10-24 22:54